あらすじ
「あ? 付き合ってんだよ、文句あんのかコノヤロー」
太陽は消え、空は常に曇天に閉ざされた。
異臭と砂埃が漂い、高層ビルは無差別に倒壊し、インフラの死滅した街。
かつて栄華を極めた都市は、今や蔦に覆われた広大な廃墟と化した。
――だが、この二人の地獄(日常)は終わらない。
金属バットを振り回す「自称人類最強の猛獣女」と、
それを笑顔で煽り倒す「世界最強最悪の彼氏」。
敵をエルボーで粉砕し、腐った刺身こんにゃくを押し付け合い、
スルメを齧りながら世紀末漫画を読み耽る。
これは、救いようのない終末世界で、
「墓場にロケット花火をぶっ刺す約束」を交わした、最強で最底辺な物語。
『デリカシー死滅バイオレンス・ポストアポカリプス・ラブコメディー。』
二人の愛の記録(ログ)である。