あらすじ
春田小遥《はるだこはる》は小学4年生。
桃農家の一人娘で、ボッチャが好きな元気いっぱいの女の子。
ある日、小遥は気づいてしまう。
母の頭に、ときどき刺さる「黒いスコップ」のようなもの。
痛みもなく、誰にも見えない。
その不思議なスコップは、小遥にだけ見えていた。
やがて知る。
母にスコップを刺していたのは、宇宙人だった。
何度刺されても、抜く小遥。
その姿に宇宙人はおびえ、「新しい原始生物が現れた」と恐れる。
それでも――なぜか刺すのをやめない。
大切な家族や友だちを守りたい。
でも、遠い星で苦しむ存在も見捨てたくない。
そんな小遥を天上の国"地球担当職員"があたたかく見守る。
小さな少女が選んだのは、
「どちらか」ではない、新しい答えだった。
やがてその選択は、
地球と宇宙を、少しずつ動かしていく――。
●ボッチャはヨーロッパ生まれのスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。
「一般社団法人日本ボッチャ協会」参照
●日曜日・月曜日に投稿、全25話の予定です。