あらすじ
普通の高校1年生だった俺は、ある日突然「探索者」としての適性が見つかり、世界中に現れたダンジョンを攻略する生活に巻き込まれることになった。
しかし問題は、それと同時に訪れた「住む場所がない」という現実だった。
両親が仕事の都合で遠隔地への長期単身赴任になり、実家を売却することになったため、高校1年生の俺は自分で住む場所を探さなければならなくなった。
探索者向けの安いシェアハウスを探していたら、なぜか「多種族歓迎・8人定員」の物件がポンと出てきて即決。
入居したその日から、俺の日常は一変した。
そこに住んでいたのは、種族も出自もバックグラウンドもバラバラな8人のルームメイトたち。
一軒家に9人で詰め込まれ、朝から晩まで風呂の順番争い、スキル暴走による家財破壊、夜中の突然のダンジョン緊急招集、挙句の果てに「誰の部屋で寝るか」問題まで……毎日がドタバタの連続だ。
学校とダンジョン攻略の両立でヘトヘトになりながらも、
ルームメイトたちと一緒に潜るダンジョンでは、徐々に変化が訪れる。
それぞれが持つ独特のスキルや経験が噛み合い始め、
俺を中心に9人で組んだパーティーは、驚異的なスピードで強くなっていく。
家の中での予想外のハプニングが、実は戦闘での連携を磨く最高の訓練になっていたなんて、誰が想像しただろうか。
ドタバタしながらも、少しずつ信頼を深め、
時には笑い、時には頰を赤らめながら、
俺たちは「最強のパーティー」へと成長していく――。