あらすじ
貧乏浪人者の赤城陽左衛門は、荷物運びの仕事を請け負っていたが、届け先が二転三転して、最終的に不気味な屋敷に到達する。
それは、道奇殿の屋敷と呼ばれる、巨大な敷地にある屋敷だった。
その敷地の入り口にいた女から、屋敷に続く前庭の道には護衛がおり、『日が暮れた後は、自分以外の者が屋敷に近づいたら、容赦するな』と道奇殿に命じられていると聞く。陽左衛門は嫌々ながら、手間賃のために、道を進んでいく。
だが、その道で出会う男たちは、妙に殺気立っていた。
狂ったような言葉を叫ぶ男……。
不気味に戦いを仕掛けてくる男……。
尋常でない凄腕の剣の使い手の男たち……。
彼らを相手にしながら、手間賃をもらうためにも、不気味で異常な道をさらに陽左衛門は進んでいくが……。