あらすじ

五十五歳、万年主任、独身。 社内で嫌われ、左遷先として送り込まれたのは── 山奥にある“赤島倉庫”。 廃旅館を無理やり改造したような不気味な建物で、 引きこもり室長、妙に素早いオタク、無口な料理上手の女性と、 クセの強い三人が働いていた。 仕事は一日一部屋の掃除だけ。 「楽すぎんか?」と思った矢先、 倉庫の奥にある“歴代倉庫”と呼ばれる部屋が、 妙に冷たく、重く、近づくだけで嫌な気配を放っていた。 ある日、和田の胸ポケットから落ちた“渡せなかった婚約指輪”が、 その部屋へ吸い込まれるように転がり── 扉が、開いた。 闇の回廊を抜けた先は、 ドラゴンが飛び、魔法が息づく異世界。 そこで出会ったのは、大賢者を名乗る老婆と、 なぜか若返った“自分自身”。 指輪は何なのか? なぜ自分が呼ばれたのか? そして、倉庫と異世界をつなぐ“回廊”の正体とは──。 左遷おっさん、異世界で第二の人生を始める。

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小説を読もう2026/04/12
  • 現在の作品定年間近の左遷先が冒険者ギルドなんだが!?