あらすじ
寺の跡取り・真木炎真は、空席だらけの本堂を前に、寺の未来が“戦況悪化”していると悟る。
打開策を求めて辿り着いたのは――まさかの「寺フェス」。
合理主義の炎真は、地下アイドル・マインマインに出演交渉を挑むが、センターの紅葉麻里亜に“上から目線”を見抜かれ、交渉は即座に決裂する。
提示された条件はただ一つ。
「現場に来て、推しを理解すること」
作務衣姿でライブに参戦し、MIXを叫び、サイリウムを振り、
炎真は初めて“数字では測れない熱”に触れる。
裏側で戦うように努力する彼女たちの姿に胸を撃たれ、
気づけば寺のためだけではない感情が芽生えていた。
――兵法と推し活が交差するとき、
僧侶の青年は“恋と戦”の渦中へ踏み込んでいく。