あらすじ
ある日、魔力を奪われ、死んだはずのステアは過去に戻っていた。
自分を死に追いやったのは、ウィルクス伯爵である父と義母、そして義姉。
母を亡くしたばかりのステアを、父と義母、義姉があたたかく迎え入れる家族のふりをしたのは最初だけ。
わずかな魔力しか持たない義姉は、ステアの膨大な魔力は本来自分のものだったと罵り、「立場をわきまえなさい!」とことあるごとにステアを虐げた。
義姉のデビュタントを前に、ステアの魔力は義姉にすべて奪われ命を落としたはずだったが、なぜか伯爵家に迎え入れられる前に時間が巻き戻っていた。
「立場をわきまえろと言うのなら、正しくわきまえてやるわ。今度は魔力を理不尽に奪われたりしない。わたしの魔力はわたしのものよ──」
ステアは過去には存在しなかった黒猫を心の支えに、今度こそ死を回避すべく、死に戻りの人生をやり直す──。
-魔力を奪われ、死を迎えたはずの死に戻りの仮初め伯爵令嬢が、今度こそ死を回避してしあわせになるまでのお話-
*この作品は「小説家になろう」様でも公開しています。