あらすじ

気づいたら三歳だった。 前世の記憶があるので状況は把握できる。異世界転生、魔法使いの家系の末っ子。ここまでは理解できた。 でも一つだけ、分からないことがある。 なぜ家族全員が、私のことを必死に隠しているのか。 お父様は私が庭に出るたびに青ざめる。お兄様は私が来客に近づくたびに全力で遮る。執事のジルは私が魔法の練習をするたびに盛大にため息をつく。 前世でOLをしていた経験上、これは明らかに「問題が発生しているときの上司の顔」だ。 どうやら私が無意識に垂れ流している魔力が、この家の常識をはるかに超えているらしい。 とはいえ、私自身にはまったく自覚がない。前世の記憶はあるものの、魔法なんて使ったことがない普通のOLだったのだから、三歳の頭で理解できるはずもない。 とりあえず方針を決めた。 家族が必死に守ってくれているなら、大人しく守られていよう。美味しいご飯もあるし、みんな優しいし、三歳児ライフは悪くない。 ただ一つ気がかりなのは、お父様の胃だ。 前職で学んだことがある。放置した案件は必ず爆発する。 こっそり秘密を暴いて、早めに対処してみせます。

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カクヨム
カクヨム2026/04/11
  • 現在の作品転生したら三歳で、なぜか家族全員に隠されています。どうやら私の魔力がとんでもないことになっているようですが、前世がOLなので状況分析だけは得意です