あらすじ

松江市の小学校の閉校式。 二十年ぶりに帰郷したさおりは、幼馴染の直樹と再会する。 タイムカプセルの中から出てきたのは、子どもの字で書かれた一枚の紙だった。 「たなかさおりと、おとなになったらけっこんします」 二人はそれぞれ、家庭を持っている。 夫との会話は減り、妻との距離は広がった。 誰かのせいでもなく、ただそうなった。 宍道湖のほとりを並んで歩きながら、さおりは気づく。 この人の隣にいると、忘れていたものが、また見える。 許されない恋だと、わかっている。 でも、眠っていたものが、目を覚ます。 二人は悪くない。家族も悪くない。 だから、静かに、深く、痛い。

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小説を読もう2026/04/11
  • 現在の作品琥珀色のタイムカプセル 二十年後のタイムカプセルに、あなたへの手紙が眠っていた。二人は悪くない。家族も悪くない。誰も悪くない。だから、こんなに痛い。