あらすじ
瑞己(みずき)…力強く先頭に立つタイプ。面倒ごとも楽しみながら進める男子。
亜美(あみ)…感情を整理して冷静に動けるが、私生活はかなりずぼら。
高彬(たかあき)…感情に流されにくく、言うべきことははっきり言う。
菜々(なな)…常に落ち着いていて、見たこと聞いたことをよく覚えている。
【あらすじ】
校内上映の準備中、瑞己たちは古いトロフィー「主演男優賞」を見つける。そこに貼られていた封筒には、
「最後の約束を返してください。今度の土曜日、桜前線が校舎の北まで来たら。山吹色の空の下で」
という謎めいた手紙が入っていた。
さらに再生した古い映像には、瑞己の父と思われる男子生徒の姿と、今の四人を知っているような言葉。ずぼらな亜美の部屋からは預かり物の鍵と手紙が見つかり、視聴覚準備室のロッカーには「山吹色の空」という続編台本まで隠されていた。しかも配役表には、瑞己、亜美、高彬、菜々の名前が書かれている。
昔の卒業生が残した約束なのか。
今の四人へ向けた呼びかけなのか。
最後に咲く北門の山桜の下で、止まっていた時間と新しい春がつながっていく。