あらすじ
あの人に出会った瞬間、
この恋が終わることを、私はどこかで分かっていた。
30歳、独身の月野綾那。
友人の結婚式で再会したのは、
高校時代の後輩・一ノ瀬志堂。
彼はすでに既婚者だった。
分かっていたはずなのに、
惹かれていく気持ちは止められなかった。
「好き」と言われるたびに満たされて、
離れるたびに、どうしようもなく苦しくなる。
1番になれないと知りながら、
それでも彼だけを愛してしまった。
叶わない恋。
選ばれない恋。
それでも、確かにそこにあった“本物の想い”。
これは、
終わりが決まっている恋に、それでも最後に選んだ、
一人の女性の「さよなら」の物語。
──終わりを知って、それでもあなたを好きになった。