あらすじ

​「神官様は僕が守ります!」 大神官代行サフォスの前に飛び込んだ、赤髪の少年ファリア。疾風のごときその戦いに、サフォスは奇跡とこれまでにない高揚を覚える――。 ​サフォスはファリアの中に「五人目の聖騎士」を見出し、自らの邸宅に囲い込む。だがその寵愛はやがて凄絶な支配へと変貌した。圧倒的な権力と歪んだ愛。ファリアの心は砕かれ、快楽と恐怖の奴隷へと堕ちていく。 ​転機は、最難所「北方砦」への出陣だった。そこで出会ったのは、**「北の覇者」**レイラ・マルトレート。峻厳な地を統べるその騎士は、吹雪のように厳しくも、凍えた心に体温を宿す慈愛で彼を包み込む。 「お前は何も悪くない。美しいまま、どこも汚れてはいない」   ​レイラの腕の中で「自由の風」としての意志を取り戻したファリア。だが、サフォスの執着は再び彼を地獄へと引き戻す。 「あなたは狂っている。王国を滅ぼす怪物だ!」 ついに放たれた決別の言葉。サフォスの檻を突き破り、ファリアは愛するレイラが待つ北の地へと舞い戻る。 ​不屈の盾と自由の風。宿命を越えた二人の、真実の愛が幕を開ける。 ​静謐な美と昏い情熱が交錯する、耽美な愛の叙事詩。

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エブリスタ
エブリスタ2026/04/10
  • 現在の作品北壁の盾と自由な風〜聖騎士になった僕が、孤高の騎士様に一生溺愛されるまで