あらすじ
読者の方々は何もルールがない世界を望んだことはあるだろうか?
ないにしてもルールが無くなればいいと思ったことぐらいあるだろう。
今から始まるのは、そんな世界の物語。
法律すら通用せず、実力と権力が全てを支配する「白鷲ノ宮学園」。そこに一人の生徒が帰還した。唯一、純白の制服に腕を通す生徒会長・木木 舞飛(きぎ まひ)。圧倒的な能力と頭脳を持ちながらも「感情」が欠落している彼は再び返り咲く。
そんな彼に興味を持ったのは、可愛らしい笑顔の裏に、「冷酷な素顔」を隠す現役モデルの副生徒会長・篠原 透花(しのはら とうか)だった。
理不尽な暴力も、悲惨なデスゲームも彼らにとっては「暇つぶしの遊び」でしかない。これは、無感情で真っ白な心を持つ舞飛が、愛と狂気を併せ持つ篠原に「虹色」に染め上げられていく、常軌を逸した学園ラブコメ?成長物語?ジャンルは………。
「致死量ラブコメ」だ‼︎
ここから先は電撃大賞に応募する際のあらすじなので重大なネタバレを含みます。結末を自分で読みたい方はご注意してください。
応募用あらすじ
国家予算をも凌ぐ資金力で造られた「白鷲ノ宮学園」
そこに、かつて学園を追放された天才・木木舞飛(きき まひ)が純白の制服を纏って帰還した。彼はあらゆる能力において他を凌駕していて、絶対的な自信に満ち溢れている。自身をさらに完璧な存在にするべく、一学年の生徒会長の座に就く。
そんな彼に興味を持ったのは、副会長の篠原透花(しのはら とうか)だった。彼女は完璧な笑顔を振りまく現役トップモデルでありながら、目的のためなら躊躇なく人を始末できる冷酷な裏の顔を持っていた。
生徒会役員たちと共に京都校との合同研修旅行へ向かった舞飛たちは、ランウェイでの女装&公開告白や、バレーボールでの圧倒的な無双劇など、規格外の学園生活を繰り広げていく。篠原は、何事にも動じない純白の舞飛に執着し、「自分の色に染め上げる」と誓う。
研修旅行の裏側では、学園の狂気が牙を剥く。それは時計の針が進むたびに命が消え、「九十人が死ぬ」という凄惨なデスゲームだった。自由参加とはいえ、京都校の会長・今川が仕掛けた初心者狩りに巻き込まれる舞飛たち。
しかし、絶対の自信と能力を持つ舞飛と、躊躇なく敵を殺していく篠原にとって、殺し合いすら暇つぶしに過ぎなかった。二人は息の合った狂気的な連携で敵陣を粉砕し、今川を制圧する。
激動のデスゲームを終えた温泉において。篠原の気絶中のキスという常軌を逸したアプローチや、神崎・橘といった仲間たちの奮闘を経て、冷徹な合理主義者だった舞飛の内面にわずかな変化が訪れる。
無事に東京へ帰還した直後、彼は仲間たちに向けて「この四日間は楽しかった」と告げ、人生で初めての『笑顔』を見せる。
これは、絶対的な強者が狂気的なヒロインたちとの関わりを通して、新たな人間性を獲得していく第一巻の幕引きである。
注意・主人公の行動を序盤から理解したい人は始めに五章をお読みください。
一章から順番に読むと辻褄が合っていく快感が得られます。