あらすじ
小さい頃から、何故か何にも興味を持てなかった少女……。「自分が無い……。」
何故だか分からないが、少女は“自分”と言うものが無かった。特に言葉や形で表現する事が、とても苦手だった。両親はとにかく忙しい共働きで、特に父親の存在に少女は幼い頃からあまりいい印象を持っておらず……。恐ろしい大きな身体に見えていた。
父親は頑な性格で、学校に馴染めない少女に対してもとても厳しく、彼女には“行き場”がなかった。
ー時だけは流れ、やがて彼女は中学生に。ー
だが、変わることはないままに過ごしていたある日……。
新しく司書資格を持つ先生から「図書室に、来てみない?」と誘われる。
戸惑いながらもヒロインは図書室へーー
ーそこでは今まで気付かなかった図書室の色んな魅力があり、ヒロインは次第に感受性を高めていくー
その様子を優しく見守る司書の先生。だが、そんな彼女にも実はある過去があった。
そして、ヒロインの頑張りを遠くで見ていた男子生徒が、一人居た。ヒロインに自分を重なり合わせ、見ていた。やがてその彼はヒロインにとって難関な教室へと、誘いを掛ける。
やっと教室への一歩を踏み出したヒロイン。だが、今までの様々な事への経験の無さが、またひとつ大きな壁に……!
しかし……そこには、彼の方にも大きな想いがあった!
“普通でない”……その辛さから、自分の生きる意味を見つける。ーー
現代を生きる多くの人に、“自分にしかない何か”を見つけてほしい……!