あらすじ
ネオンきらめくメトロポリスの大はずれ、死の砂漠『ヘルデザート』を舞台に、ヘルデザートで生きる稀有な集団に属する二人の兄弟、アオオニ、アカオニと社会から不用品の烙印を押され、死の砂漠へ廃棄されたロボットのピースの三人を主軸にした、奪われたオアシスを取り戻すまでの物語。
複雑な人間模様や背景はなく、どこか懐かしいはっきりとした道筋で進むリベンジストーリーです。
<主要人物>
アカオニ:ヘルデザートに住む赤い肌をした青年。アオオニは兄であり、アニキと言って尊敬している。ある日ジゴクオウに襲われた事でオアシスを奪われ、水と食料を人質に不衛生な処理場で働かさせられている。
アオオニ:アカオニの兄。弟と対照的に青い肌をしており、同じく処理場で働かされている。弟と比べ理性的であるが気が昂ると口調が荒くなる。
ピース:都市から兄弟の働く処理場に廃棄されてきた自然を愛するロボット。自分が都市から捨てられたと知った事で性格が不安定になってしまっており、気が昂ると丁寧な口調が崩れてしまう。また、とてつもなく頑丈である。
ジゴクオウ:兄弟ら砂漠の民族を襲いオアシスを奪った張本人。グレーゾーンな商売をする事で儲けを出す商人であり、稼いだ金は自身の武装に掛けている。
老人:砂漠の民族の1人。兄弟にとって育ての父のような存在であるが、ジゴクオウによって仲間達が殺された後病みがちになってしまう。民族の中でも知識人であり様々な知識を持っている。
片脚の男:砂漠の民族の1人。老人と同じく兄弟に色々な事を教えていた明るい人だが、ジゴクオウの襲撃によって片脚を失ってしまった事で元気が無くなっている。
まともな処置もできず不衛生な環境にいるため片脚は取り返しのつかない状態になっている。
機械に関しては老人並みの知識を持っており、持ち前の体力で様々な道具を作っていた。