あらすじ

※公募用の為完結までの内容が書かれています。純粋に物語を楽しまれたい方はあらすじを読まずに読んで頂けたら嬉しいです。  星夏はひかりを食べて生きている。食べ物は摂取せず、口に入れるのは液体とひかりだけだった。不思議な体質を持つ星夏と同じ屋根の下で暮らす、十七歳の少女──瑠衣。  ある日、瑠衣は仕事に連れていってあげると星夏と行動を共にする。辿り着いた先は病院で、そこでは星夏の父親だという男性から病室名だけを告げられる。そこで行われたのは死を告げるという行為だった。日付、更には時間まで。星夏はその病室にいた患者にその日に亡くなりますと未来を告げた。  星夏は、ひかりを食べなければ栄養を摂取出来ないという体質の他にもある能力があった。それは、相手の瞳を覗き込み虹彩に刻み込まれた模様をみるだけで対象の相手の前世と来世、更には現世から離れる日付けまでみえてしまうというものだった。  瑠衣はそれらを知ったうえで行動を共にしていた。親からは見捨てられ、学校ではいじめられた。そんな現実から救ってくれたのが星夏だったからだ。一緒にいれるだけで幸せだった。ずっと続くと思っていた。だが、ある日星夏は姿を消した。  悲しみに暮れながらも十年という月日を待ったが、それでも星夏は帰ってこなかった。孤独に殺される。その前に死のうと飛び降りようとした時、再び星夏が目の前に現れる。そして、知る。星夏と自分は前世では百五年前に生まれた双子の姉妹で、更には本当の名前はエマとアメだということを。

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カクヨム
カクヨム2026/04/10
  • 現在の作品emmaの虹彩