あらすじ
ステイツ・サイボーグ侍の父と遺伝子工学コーポ産業スパイの母を持つだけで、オタクな兄の下、普通の妹をやってる私。
名前はアメハ。
私は名だたるゲーム企業が実際に取材でロケハンして回っている「異世界」に、痴情のもつれで追放……じゃない学園行事で遠征することになった!
もちろん、多少腕っぷしが強いだけで普通の地球人な私に特別なスキルなんてないけど、メカ少女にだってなれる人類工学の叡智があればきっと余裕でしょ。
え、魔石が通貨で、かつ動力? 魔法が色によって決まる? しかも物理法則に従っているの?
そういえば見渡してみると、中世というより産業革命後の近代ヨーロッパみたいなイメージだし、SNS映えしそうなローテンブルクとかアールヌーボー風建築っぽい建物も見えるし……なんかちょっと珍しいね? はは……いや別に余裕だけどね?
私はグールを語るゴブリンっぽい魔物を華麗に退け、第一村人を救出した。やたら失禁しがちの女の子クアラ。ふーん可愛いじゃん。
でもこれがとんでもない子で、聖職者の癖に嘘つくわ物漁りするわで、聖職者らしい魔法の1つも使えない。極めつけは、魔石をたくさん持ってる「魔石王」のダンジョンに潜り、盗みを働こうとする犯罪組合「ギルド」の常連という、見た目に反してなかなかパンクな少女だった。ミスパンクにしては魔法使えないけど……
私は彼女に諭され魔石王に喧嘩を売り……って何クアラ?「それわたしのせいじゃないですけど?」って? 今私が書いてるからあっち行ってて。そう、それで魔石王の娘、金髪巨乳美少女コスタニアとも会ったんだよね。
ただの遠征のつもりだったのに、彼女たちの変態趣味に付き合わされてコメディ一国傾城することになるなんて。あーぁ……こんなはずじゃなかったのに……