あらすじ
異世界召喚された俺は、不敵に笑って見せた。だが、待っていたのは勇者の座ではなく、暴走する魔力を持つ王女エルセの『生きた魔力タンク』として一生を捧げる絶望的な役割だった。
無理やり首輪をはめられ、魂を焼き切るような魔力を流し込まれる。
周囲の魔導師たちは「哀れなゴミ箱よ」と嘲笑い、俺を道具として使い潰そうとする。
だが、彼らは知らなかった。
俺が手にした固有ギフト『アンリミテッド・キャパシティ(無限の許容者)』の真価を。
流し込まれる王女の魔力は、すべて俺を強化する「最強のリソース」にすぎなかったのだ!
「……いいぜ、この呪い(魔力)は全部俺が食ってやる」
魔力を吸い尽くされ、死の淵から救われた王女エルセ。
彼女は、自分の身代わりになってくれた俺に、一生モノの重すぎる愛を注ぎ始め――。
「私のすべてを、あなたに捧げます……っ」
しかし、俺たちは気づいてしまう。
エルセを「魔力暴走」に追い込み、俺を「生贄」として召喚させたこの国の王……その正体が、王に化けて国を蝕む狡猾な魔族であったことに。
王女を苦しめ、俺を道具扱いしたツケは高くつくぜ。
溜め込みすぎた王女の魔力を解き放ち、国を操る魔族の陰謀ごと叩き潰す!
最強のタンク(貯蔵庫)から、王女を守る唯一の騎士へ。二人の逆転英雄譚、開幕!