あらすじ
レーゲン村のルドルは薪を取りに村の外に出たところ、うっかりエルフの国の国境に立ち入ってしまい、警備の兵に捕縛された。
エルフの砦に収容され刑期を全うしようと考えるも、砦にて謹慎中であったエルフの少女、ロルによって種族間の時間感覚の違いにより、刑期が果てしなく長くなると告げられる。
ロルとともに砦からの脱出を画策するも、様々な制約により脱出が難航する。
途中ロルの監視が厳しくなりルドル一人の力で計画を進行せざるを得なくなる。
エルフの国で対外的な緊張が高まっているという情報を入手するものの、移送によって脱出計画が振り出しに戻ってしまう。
ルドルが移送された場所はエルフの国の王都であり、そこでロルがエルフの国の王女であることが発覚する。
情報収集により、ロルの兄が人間の国にある学術院への留学中に起こった事件が元で緊張が高まっていることが分かる。
さらなる情報を求め王城にある図書館への侵入を考えるも、宰相がとある本を探させるために図書館を閉鎖しているという情報を得る。
その本の題名は「学術院創設史」であり、ロルは謹慎する直前にその本を無断で借りていたのだった。
「学術院創設史」はロルの兄が訳したものであり、学術院の建設に宰相が関わっていたこと、それが今まで隠匿されていたことが記されていた。
夜中に出歩く宰相を追って秘密の地下道に入ると、いつの間にか学術院のロルの兄の部屋に転移していた。
犯人を探すために学術院の結界を閉じたもののロルの兄に危害を加えた犯人が一向に見つからないという状況だったことがわかった。
犯人は宰相だということを知らせロルの兄を学術院からエルフの国の王城に転移させることに成功する。
抵抗はあったが無事に宰相を打倒することに成功する。そしてその褒美としてルドルはロルの自由を約束させ、数年後ともに学術院で勉学に励むようになった。