あらすじ
家族の高い期待に応えられず、挑戦することをやめてしまった少年、鷹見蓮。
無気力に日々を過ごしていた彼の前に現れたのは、異世界からやってきた王女、リヴ・クリュスタだった。
二人の前に、同じく異世界から訪れた王女たちが立ちはだかる。
彼女たちの世界は、すべて女王によって統べられている。
リヴもまた王位を継ぐ運命を背負い、そのための試練を課せられていた。
――クイーンズ・クレスト。
それは王女たちがこの世界で騎士を従え、最後の一人となるまで戦い続ける儀式。
勝者は武勇と叡智を、敗者は自らが暗君であることを世界に示すのみ。
そして最後の勝者には、願いを叶える権利が与えられる。
蓮はリヴの騎士となり、彼女の女王としての資質を世界に示すために剣を取る。
彼女が抱える願いとは何か。戦いの果てに、二人は何を得るのか。
二人は戦いの中で、世界も立場も違えながら、惹かれ合っていく。