あらすじ

私の仕事は、聖女様のナナメ後ろに立つことである。 右でも左でもなく、正面でもなく、ナナメ後ろ。この位置には意味がある。 聖女様の視界には入らないが、聖女様がほんの少し首を傾ければ目が合う。 周囲からはただのメイドが控えているだけに見えるが、聖女様からすれば「ちょっと相談できる距離」にいる。 絶妙な観測地点だ。 ある街の教会。 誰からも愛される聖女様は、信じられないほどお人好しだ。 そんな彼女を守るため――否、彼女を補佐するために、私は今日もナナメ後ろから、あらゆる知識を総動員する。 打算で動く大人たち、素朴な疑問をぶつける子供たち、誰よりも無茶ぶりをしてくる聖女様のため、メイドは知恵を絞るのだ。 これはメイドが、お人好しの聖女様のポニーテールを見つめながら、密かに常識を書き換えていく物語。 ※日常モノなので、話はマイペースに進みます。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/04/10
  • 現在の作品【連載版】聖女のナナメ後ろにいるメイド