あらすじ

<ライフコード>ーーそれは、人が自然死に至る年齢を示す数値。 本土から離れた沖合にある特区「天樹」ではその数値に従い、人々が自分の人生を設計していた。 その人生設計の補助をする職業ーーライフプランナー。 そんなライフプランナーが集うフェンネル設計事務所に、ある日、”空白”のコードを持つ水瀬がやってくる。 所長の鬼束は、過去に折り合いをつけるため、そんな都市の外から来た異物を受け入れることを決める。 職員の久時、長谷川、手島、小原は、彼女に翻弄されながらも、顧客とのやりとりを通して固定化された自分の生き方を見つめ直していく。 やがて、事務所の元職員である水野の不審な動きと共に、都市が隠していた歪みが浮かび上がる。 それは、都市の根幹を司るライフコードという制度そのものを覆しかねないものだった。 崩れていく安寧の中で、都市の中枢であるリビオス管理局に踏み入れた久時、水瀬は、正面から天樹と向かい合うことになる。 天樹の存在意義とは何なのか。 生きるとはどういうことなのか。 死ぬとはどういうことなのか。 そして”空白”が示す意味とは。 それらを理解したとき、彼らが選んだものとは。

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カクヨム
カクヨム2026/04/10
  • 現在の作品ライフコード