あらすじ
人の不運を引き受けてしまう体質の令嬢リリーネは、生まれながらに幸運と噂される公爵クラウスと婚約することになった。
そばにいる人の不幸をすべて背負う彼女にとって、それは一縷の希望のはずだったが——彼の隣でも不運は止まらない。そしてリリーネは気づいてしまう。
彼を好きになったことで、自分にとっての一番の不運は「彼が傷つくこと」になってしまったのだと。
彼を守るため、婚約解消を申し出るリリーネ。
だがクラウスは、そんな彼女を決して手放そうとはしなかった。
「君と離れるほうが、よほど僕の不幸だ」
幸運公爵×不運令嬢の、運命ごと選び合う溺愛ラブストーリー。