あらすじ
気がつけば私は、乙女ゲームの悪役令嬢エリシア・ヴァルディアに転生していた。
このままでは、待っているのは婚約破棄からの断罪エンド。
——のはずだったのだけれど。
「……おかしいわね」
いじめをしていないのに悪評が立ち、
原因を潰しても“事件の結果だけ”が発生する。
まるでこの世界、物語の結末に無理やり収束しているみたい。
検証の結果、私は気づく。
この世界は——原因ではなく「結果」が先に決まっている。
ならば話は簡単。
断罪されるという結果を利用して、
その“中身”だけを書き換えればいい。
「同じ結末になるなら、意味くらい選ばせてもらうわ」
冷静系悪役令嬢が、
バグった運命を論理と策略で塗り替えていく——
これは、断罪イベントを乗っ取る悪役令嬢の逆転劇。