あらすじ

飲食店で社畜生活を送る風間春翔の唯一の癒しは、オフィス街の公園で食べる美味しいお弁当だった。
 それはキッチンカーの日替わり弁当。
 お弁当は毎日変わるのに、日常は何ひとつ変わらない。
 そんなある日、キッチンカーの店主から思いがけない誘いを受ける。

 「このキッチンカー、継いでみないか?」

 新しい刺激を求め、春翔はキッチンカーを引き継ぎ出店場所の確認に向かうが、途中で“謎の空間”に迷い込んでしまう。
 空には羽ばたくトカゲ、木は動き、動物は二足で歩く。

 恐怖のまま車を走らせると、血まみれの男に出会った。

 どうやら熊のような魔物に襲われたらしい。
 助けた彼は「今まで毒しか食べてこなかった」と呟く。

 毒しか知らない無愛想な青年に、春翔が作ったのはチキン南蛮。
 香ばしい匂いに釣られて一口食べた青年は、ほんの少し笑った。

 それが、異世界での“最初の一食”。
 そして、キッチンカーで生きるための“最初の一歩”だった。

 現代のキッチンカーと異世界の文化が交わる、温かくて少し不思議な屋台旅。
 逃げ社畜と無愛想貴族、今日もどこかでひと稼ぎします。

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アルファポリス
アルファポリス2026/04/10
  • 現在の作品キッチンカーと巡る異世界グルメ~社畜と無愛想貴族、今日も気ままに屋台旅~