あらすじ
とっても大切にされていた小鳥の着ぐるみを着ているみたいな小さな子供のお人形のとっとにはある日、魔法みたいにして『命』がやどりました。
とっとは自分が動けるようになってすごくびっくりしました。(思わず、あわわと小さな手足をばだばたとさせながら、言ってしまいました)
とっとは「わー」と小さな声で言ってみました。(驚いたときに、あわわと声が出たからです)
するとちゃんとわーと声が出ました。(やっぱりびっくりしました)
とっとはとても薄暗いところにいました。
とっとのことをずっと大切にしてくれた女の子はどこにもいませんでした。
とっとは捨てられてしまったのです。
もういらないって言われて捨てられてしまったお人形のとっとはごみとして捨てられてしまったのではなくて、長い間、女の子のお家の押し入れの中に置かれていました。(その間、なんだかずっと眠っていような、ぼんやりと夢を見ていたような感じがしました)