あらすじ

古代遺跡の最奥で、魔草学者・川場アキラは儀式の生贄にされた瀕死のレッドドラゴンを助けた。 その理由は、ただ一つ。 「助けられる知識と技術があった。それだけ」 だが、その一言が、彼の運命を変える。 竜族の掟により、アキラは問答無用でSSランクの竜姫・シュナの「主」となってしまった。 三年後。 闇の大魔導士ナフェルの復活を目論む使徒たちによって、世界各地で呪いの汚染が広がり始める。 魔導省に半ば脅されるように旅へ出たアキラだが、彼の武器は剣でも魔法でもない。 トランクケースに詰め込んだ無数の魔草と、積み重ねてきた知識だけだ。 剣で斬らず、炎で焼かず、草の力で呪いをほどき、傷ついた世界を癒やしながら歩く。 そんな不器用な主人の背中を、最強の竜姫はいつしか目で追うようになっていた。 ――彼女はまだ知らない。 アキラの胸に刻まれた、消えない傷跡の意味を。

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小説を読もう2026/04/10
  • 現在の作品竜姫は草の匂いに恋をした 〜呪われた大地の異世界紀行〜