あらすじ
彼は私を裏切ったりしない――そう信じられたらいいのに。母は兄ばかり可愛がり、意地悪な家政婦には邪魔もの扱いされる。そんな寂しい少女時代を過ごしたリディーにとって、同じ屋敷で暮らす継父の甥、マリウスだけが心の支えだった。17歳になったリディーは年上の彼との結婚を夢見て純潔を捧げるが、その直後、別の娘とマリウスとの間に艶聞が立ち、怒った継父は彼を屋敷から追い出してしまう。私は愛されていなかったの?ぼろぼろに傷つき、立ち直れぬまま5年が過ぎたある日、継父の誕生日パーティの席にマリウスが突然現れた。母と兄の顔色がさっと変わり、胸騒ぎを覚えたリディーは彼に真実を話してと懇願するが、謎めいた笑みを浮かべた彼は冷たくきびすを返した。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)