あらすじ
母、そして二人の親友を亡くし、自ら孤りでいることを選ぶようになった少女、青山蓮。
誰かに傍にいて欲しいのに、素直になれず、寂しさに心を磨り減らす毎日。
『誰かを不幸にした人間は、それでも幸せになってもいいのか』。
そんな迷いの中、孤独に苦悩する少女の運命を変えたのは、たった一つの出会い。
それはすべての物語の始まり。
友情と、悲劇と、困難と、絶望と、不可思議と、そして青春の幕開け。
転校生、牧瀬海月。
彼女との邂逅を皮切りに、止まっていた蓮の時間は動き出す。
ひょんなことから不良に絡まれていた海月を助け、不良グループに追われる羽目になった蓮は、逃げこんだ廃病院で不気味な少女に遭遇し、屋上から転落する。
死への達観と、生への執着。
矛盾する二つの感情を覚えながら、落下する蓮。
その時、少女の背に天使のそれを想起させる純白の翼が現出する。
突如自分の背から現れた、クマ……もしくはハムスターを思わせる、ぬいぐるみのような生き物に蓮は救われた。
彼の名はエクス。
その名以外の全てが不明瞭な謎の生き物だ。
かくして少女は運命の出会いを果たし、物語は始まった。
傷付き、苦しんだ人の心を救うもの……それは紛れもなく、人の心なのだ。
これは、馬鹿馬鹿しくていかにも空々しい、運命に抗う少女の物語。
アドバイス等があれば書いていただくと助かります。
※場面転換で―――を用います。