あらすじ
ようこそ。
ここは、哲学とちくわが正面衝突して爆発する場所です。
ある日、俺は気づいた。
人は皆、孤独な管楽器だ。
他者の息を求め、震え、共鳴し、そして――なぜか尻から何かを漏らす。
舞台は首都ぬぽぽ東京。
ネオンはアブラムシのように蠢き、食堂ではマヨネーズが茹でられ、老婆は人の眉毛を通貨として扱う。
そして一人の男が、“愛”を証明するためにリコーダーを手に取る。
それは冒涜か、祈りか。
それとも単なる概念的なゴミか。
哲学は問いかける。
「所有とは何か」
「個とは何か」
「なぜちくわは飛ぶのか」
その答えは、音速で黒板に叩きつけられる。
笑うな。泣くな。考えるな。
全部やれ。
これは、
人間の尊厳と知性が、ちくわの弾道によって完全に否定される物語である。