あらすじ
王太子オズワルドの婚約者候補である侯爵令嬢エレイン。
彼女の内面はただの少女のようで、動揺しやすく、素直な性格だった。
しかしながら、侯爵令嬢たるもの、いつ何時も優雅に淑やかにあるべきだ。
そんな考えのもと、彼女はどれだけ心が荒れ狂っていたとしても、外面だけは常に淑やかにと心掛けていた。
そんな折、他の婚約者候補であるグレンダが「エレインに虐められている」という噂を流し始める。
しかしエレインは日々の振る舞いが侯爵令嬢として満点の女(内面はさておき)。
故に誰もが、その淑やかな振る舞いを信じ込み――「そんな事をする人ではない」と考えた。
そう。この悪評によって窮地に立たされたのは、グレンダの方だったのだ。