あらすじ
彼ら――『悪魔』の襲来によって人類が滅亡の危機に陥ってから数百年が経過した。
今も尚その脅威は去ることなく、人類は常に抗い続けている。
しかしこの時代、人類はかつてない希望を手にしていた。
一国家でさえ抗うことの叶わない強大な力を持って生まれた人類最高の魔術師――――それが『使徒』だ。
西暦2248年
その日、日本国の首都東京区では、世界的にも最高峰と謳われる魔術師養成機関――国立魔術学院の入学式が行われていた。
しかしそこで新入生たちを待ち受けていたのは、華々しい学校生活などではなく、とある1人の少年であった。
彼の名は柊秋葉。日本国の誇る使徒の1人にして、人類の叡智と謳われる世界最巧の魔術師。
「――――であるのなら、1パーセントもない、皆さんが使徒になれる奇跡という可能性にこの3年間を投資するのも、一興ではないでしょうか?」
その日、彼は教師となった。