あらすじ

異世界に召喚された中年会社員・真壁忠義に与えられたのは、 戦闘スキルでも、魔法でもなく、“太鼓持ちスキル”だった。 相手が欲しがる言葉を瞬時に見抜き、 上司を気分よくさせ、場を回し、なぜか出世していく真壁。 しかし、その出世は居心地の良さとは程遠く、 待遇が上がるたびに胃薬と睡眠薬の量だけが増えていく。 やがて魔王軍から命じられたのは、勇者パーティへの潜入。 行商人として近づいた真壁は、持ち前の太鼓持ちで勇者一行の懐に入り込み、 気づけば彼らの連携すら底上げしてしまう。 だが、限界まで溜め込んだストレスは、酒の席で爆発する。 褒めて回していたはずの言葉は毒へと変わり、 勇者パーティは綻び、崩れ、ついには壊滅へ。 そして大戦果の果てに真壁を待っていたのは、 魔王軍No.4への昇進と、 「契約履行とは、お前が魔王になることだ」という最悪の真実だった。 これは、 剣でも魔法でもなく、 おべっかだけで世界を壊してしまった中年男の、 苦くてろくでもない出世譚。

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カクヨム
カクヨム2026/04/09
  • 現在の作品【異世界】太鼓持ちスキルだけカンストしていた俺は、勇者パーティを壊して魔王軍No.4になった