あらすじ
突然異世界へと転移した女子高生と六人の教師たち。帰還の鍵は「王国にある扉」を見つけること。
価値観も得意分野もバラバラな七人は、互いに支え合い、衝突しながら異世界を進む。日常では見えなかった教師たちの素顔、田宮の成長、そして世界の謎。七人の視点が交差する、異世界帰還群像劇。
【設定】
田宮若葉(たみやわかば) 高校2年生 / 剣道部
明るく溌溂としている女子高生。思ったことがすぐ顔と声に出る。理系なのに理系教科が苦手。得意科目は英語。本人はいたって真面目にしているが、よくハプニングを引き起こすため、学年の問題児として小椋に目を付けられている。異世界に迷い込み、元の世界に帰るために奮闘する。
三竹隼(みたけしゅん) 25歳 / 英語科
今年教師になったばかりの新米教師。生徒と年齢が近いせいか生徒たちから友達のような距離感で絡まれる。普段はノリが軽いように見えるが、人一倍正義感が強く、仲間が傷つけられると後先考えずに行動する面がある。
小椋康太(おぐらこうた) 30歳 / 数学科
いつも不機嫌で生徒から恐れられている。眉間に皺が寄っているが本人曰く夜遅くまで数学の問題を解いているせいだと言う。厳しいことを言うが、面倒見の良い性格で一度気に掛けると最後まで手を焼いてしまう。
水科雪華(みずしなゆきか) 年齢非公開 / 国語科
寡黙で落ち着きのある妙齢の国語教師。目立つものは好まず、静かに佇む様相が密に生徒に人気である。少し抜けているところもあるが最年長メンバーとして見守りながら帰還を目指す。現代文よりも古典の専門であるためか、魔法の詠唱は和歌を用いる。実は年齢(最年長という事実)と独身であることを気にしている。
茅野蓮(かやのれん) 27歳 / 社会科・世界史
自他ともに認める無類の歴史オタクであり、隙があれば歴史を語りまくる歴女。主に世界史を教えている。明るく猪突猛進で、人の懐に入るのが上手い。生徒たちから「蓮ちゃん」の愛称で親しまれている。
新藤裕一(しんどうゆういち) 32歳 / 理科・化学
専門は化学だが、物理や生物も質問されれば解説することができるオールラウンダー。普段は騒がしい場所を避け理科準備室で過ごしている。常に朗らかに皆を肯定する良心的存在である。
小濱桐埜(こはまきりや) 33歳 / 保健体育科
身体を動かすことが好きな筋トレ愛好家。学年主任。楽しむときは生徒たちよりも楽しみ、時には厳しいことも言うメリハリのある教師。