あらすじ

僕は、普段は人の表情を見て、どこまで言うかを探っている。 重すぎないか、相手を困らせないか、少し薄めたほうがいいのではないか。 そうやって、日常では出す量を調整している。 その一方で、創作になると、その抑えが外れる。 見せたくない感情や、うまく処理しきれない痛みのほうへ、自然と手が伸びる。 しかも僕は、それをきれいに整えたり、美談にしたりすることを、どうしても拒んでしまう。 そのほうが読みやすく、受け入れられやすいと分かっていても、そうすると急に嘘くさくなるからだ。 しんどいことを絵として変換してきた僕が、物語を書くようになって気づいたこと。 痛みを美化できない理由と、創作の核にある歪んだ誠実さについて書いた創作論。

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カクヨム
カクヨム2026/04/09
  • 現在の作品【創作論】痛みを見せたがる作家の癖