あらすじ
女神の気まぐれで、異世界の魔王に据えられた現代人ベルリウス。
だが、彼に世界を滅ぼす気なんてさらさらなかった。
「俺が欲しいのは、争いのない静かな暮らし。……それだけなんだ」
独自の魔力で生み出された新種「魔族」たちは、主であるベルリウスを純粋に慕い、捕らえたはずの老人ダグは、いつの間にやら「じーじ」として台所に立っている。
さらには、膝の上を陣取る正体不明の聖なるウサギ(実は女神の化身)に、鉄壁の盾・アイアン、空の矛・カグヤといった個性豊かな眷属も加わり、ベルリウスの領地は賑やかな「家族」の場所へと変わっていく。
これは、誰よりも甘くて優しい魔王様が、時々最強の力で大切な場所を守りながら、仲間たちと理想の安息を築き上げる、心温まる異世界建国記!