あらすじ
日常の記憶を大切に手帳へ綴っている女性・紗良は、ある朝、喫茶店で夢の断片を書き留めます。その夜、導かれるように迷い込んだ路地で、夢で見たものと同じ「小さな扉」を見つけます。
扉の向こうに広がっていたのは、紙の匂いがする不思議な異世界でした。そこで彼女は、自分の内面を映し出す青い鳥と出会い、長年抱えていた「自分を許すこと」や「他者に頼ること」という課題に向き合います。
不思議な屋台で「淡い藍色の光」を手に入れた紗良は、その経験を糧に現実世界へと帰還します。異世界での気づき(小さな勇気と許し)を胸に宿した彼女は、いつもの日常を少しだけ新しい気持ちで歩み始めるのでした。