あらすじ
十三歳のレインは、闇ギルド抗争の噂を聞いたその日、自分が“悪を討つ影の魔導士”として覚醒したと信じた。
覚えたての火魔法に《煉獄の狙針》《閃滅・火花散弾》《黒霧煙炎》などの痛すぎる技名をつけ、闇ギルド《黒狼の爪》の屋敷に向かって勝手に“任務”を開始するレイン。だが本人の中では華麗な暗殺作戦でも、現実には裏社会に火花を撃ち込んでいるだけだった。
教師に捕まり、父に殴られ、母は泣き崩れ、最終的には家族そろって闇ギルドの頭領に謝罪することに――。
中二病全開の少年が、現実の怖さに叩き落とされる異世界黒歴史コメディです。