あらすじ
古書堂『墨香閣』で、静かな日々を送っていた墨染栞。
古代文献を繙き、先人の残した頁を守ることが、彼女の世界のすべてだった。
だがある日、帝国大学のルート教授が現れ、その知識を見出される。 失われた古代文明の遺産――『七つの宝石』を巡る探索に、栞は彼の助手として同行することになる。
空飛ぶ書庫『ページターン号』に乗り込み、帝国各地の遺跡を巡る旅。
黄金の霧に閉ざされた都市、祈り続ける人々、触れれば応じる石碑、そして眠りから目覚める古代機械。 栞は“読む者”として未知に触れ、 教授は“構造を読む者”として仮説を重ねる。 これは、白紙のままだった少女が、恋する教授と共に、失われた宝石の頁を一つずつ開いていく帝国探索の記録。