あらすじ

放課後の美術室で、白紙のノートを前に手を止める少女。 「描きたいのに描けない」――理由を見失い、筆が動かない自分に戸惑っていた。 そんな彼女の前に現れるのは、迷いなく描き続ける同級生・東雲紗季。 「描きたいから描く」と言い切る彼女の存在は、憧れであり、同時に残酷な差を突きつけてくる。 “描こうとしている”自分と、“描かずにいられない”彼女。 その違いに揺れながらも、紗季に背中を押され、少女は白紙に一本の線を引く。 たったそれだけの行為。 けれどそれは、“描くこと”をもう一度始める小さな一歩だった。 これは、才能と衝動の狭間で揺れる少女たちが、 それぞれの「描く理由」を見つけていく青春の物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/04/08
  • 現在の作品『余白に咲く線(せん)』