あらすじ

【内容紹介】 東山三条の寺の離れで、ちひろの前に突然あらわれたのは、十二単をまとった清少納言だった。 やがて彼女は“なぎこ”と名乗り、離れの地下八メートルには、自分が生きた平安の街がそのまま眠っているのだと言う。 車折神社での祈りも、紀氏の系図も、すべて見抜いていたなぎことともに、ちひろはかつて連載していた「量子古代史」の火を振り返りながら、応天門の変、藤原摂関政治、そして「もしも中宮定子ではなく中宮彰子が先に亡くなっていたら」という、もうひとつの平安へと誘われていく。 これは、新連載の幕開けにして、千年前の恋人とともに歴史の地下水脈を観測しなおす第一話である。

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カクヨム
カクヨム2026/03/19
  • 現在の作品応天門の変『京都市役所前、午前八時。私たちはまだ、平安の火に焼かれている』