あらすじ
私、神原沙月は、事故物件を専門に扱う会社「竜胆不動産」のスタッフとなった。
そして、竜胆光太郎社長に伴われて、福岡都心部にある、有名ブランドマンションの一階庭付きワンルームを内見した。
その部屋は、独り住まいの青年が自殺した事故物件だった。
が、その内見は、始めからイレギュラー続きとなった。
管理人は不在だし、電灯は点かないし、謎の改築によりバスルームは囲い込まれ、狭く限定されたリビングは汚部屋と成り果て、異臭が放たれていた。
ほかにも近所では、犬や猫のペットが行方不明となっており、ついには四歳の女の子までが失踪し、誘拐事件だと騒がれていた。
そんななか、部屋の中を盗撮した映像が発見され、そこから新たな疑惑が生まれた。
「濡れ衣を着せる」という言葉の語源となった、歴史事件の史蹟『濡衣塚』ーー。
その史蹟の前で、売主を相手に、竜胆光太郎社長が明らかにした冤罪事件とは!?
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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