あらすじ
人生に意味なんてない――そう思っていた。
天城塁、25歳。
孤独で無趣味。働いて眠るだけの毎日を繰り返すうちに、彼は静かに人生を諦めていた。
「自分が死んでも、悲しむ人なんていない」
そう結論づけた彼は、ある日、自ら命を絶つ。
しかし次に目を覚ました場所は、見知らぬ世界だった。
そこで塁に与えられていたのは、途方もなく長い寿命と――
時間を操る魔法。
だがその力には、ある代償があった。
時間を動かすたび、削られていくのは――
自分の寿命。
一刻も早く死にたい男は、出会った人達を救い続け、
いつしか人々からこう呼ばれるようになる。
「不滅の魔法士様」
これは、
死にたい男が、
必死に生きることになる物語。