あらすじ

王都薬師団に所属していた下級薬師リーナ・ヴァイスは、 疫病の初期対応において「役立たず」と断じられ、責任を押し付けられる形で辺境へ追放される。 だが、辺境で患者を診続ける中で、リーナはこの疫病が 単なる感染症ではなく、体質・生活・時間が深く関わる病であることに気づく。 症状を抑える薬ではなく、「進行を止める」判断こそが必要だったのだ。 発症初期に限れば病は抑えられる―― その確信を得たリーナは、隣国で治療に成功し、正当な評価を受ける。 一方、彼女を切り捨てた王都では疫病が悪化。 ついに第一王子が倒れ、リーナに帰還要請が出されるが、 その時すでに病は手遅れだった。 「治せたはずの病でした。あなた方が、私を追放しなければ」 これは、救える命と救えない命を見極めた一人の薬師が、 “正しい判断”で選び取った結末の物語。

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小説を読もう2026/03/19
  • 現在の作品役立たず薬師として追放された私ですが、 疫病を止められたのは「初期だけ」でした ~今さら王都に戻れと言われても、もう遅い~