あらすじ
「私、あなたの名前が思い出せないの」
とある日、高い壁に囲まれた広い庭の夢を見ていた。そこで泣いている無力な男の子を守ること――それが彼女の「日常」の一部だった。
伊澄セナ、小学五年生……3年以上前の記憶をすべて失っているけれど、そんなのちっとも気にならない。
優しい両親と可愛い弟、大好きな親友に囲まれて、毎日をとっても幸せに過ごしていた。
……だが、その平穏はある日、唐突に崩れ去る。
両親への少しの違和感、正体不明の集団の襲撃。
そんなセナを救ったのは、紅く光る瞳を持つ謎の青年・カイト。彼は、人知を超えた身体能力を持つ新人類「亜人」だった。
「君は普通の子じゃない。悪い奴に狙われている。だから、俺がお前を守る」
家族から切り離され、特殊組織『亜人社』へと連行されるセナ。
そこは、異形の怪物「鬼人」が蔓延る最前線――通称『戦区』へと繋がっていた。
そこで、少女が知る真実とは?
笑顔いっぱい心優しい女の子 × 一途で不器用な青年のストーリー
(恋愛発展は無し)