あらすじ

仕事も家族も失い、すべてに絶望した男。 冬の雨の中、あてもなく歩き続けた先で、奇妙な「五叉路」に迷い込む。 そこに立っていたのは、黒い外套の老人と、足元に置かれた不気味な包み。 「……どっちに行っても、これは置いていけねぇなぁ」 気づいた時には、男は“それ”に触れてしまっていた。 それ以来、背後に増えていく気配。 どこへ行っても消えない重さ。 そして理解する―― あの辻は、 誰かの“捨てられなかったもの”を、別の誰かに渡す場所だったと。 深夜の交差点で、もし声をかけられても、 決して振り向いてはいけない。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/03/18
  • 現在の作品その荷物、置いていけない