あらすじ
国立魔術学園:リベリオンでは1年に1度、代行戦争が行われる。
代理戦争とは男女でペアとなり、指揮官と代理者に分かれ、学内対抗戦である。
昨年優勝したのは2年生の聖沢 ナイト(指揮官)と当時まだ1年であった雨乃里 ルリア(代理者)であった。
今年もてっきりこの2人でペアを組み、優勝を掻っ攫うのであろうと誰もが思っていた。
そんな最中、生徒会長となった雨乃里ルリアは、この代理戦争前に自分がペアとして指名したのは…俺だった。
それも全校生徒の前で公表しやがった上に、彼女が指揮官で俺が代理者という情報さえ漏らしたのである。
うっかり自分の実力の一部を彼女に見せてしまったが…圧倒的不利な状況に追い込み、俺の実力を引き出そうってか…?
あの女…最悪だ。
体育館がざわめく中、その後、俺は生徒会室に殴り込みに行った。
「…一体どういうつもりだ?」
「あら、お前…だなんてひどい呼び方ね。というか、それはこっちのセリフ。実力隠しの落ちこぼれ擬さん。自分の実力を隠して卒業できるなんて思わないことね」
「…やってくれたよ…本当に」
こうして、俺は無理やり成り上がりストーリーを彼女に描かれることになったのであった。