あらすじ

各地には、由来を教えてもらえないまま残っている作法がある。雨の日だけ閉める戸、盆にだけ呼び直す名前、橋を渡る前に数えてはいけない人数、山へ入るときに口にしてはいけない地名。地元の者は理由を話さず、ただ「そういうものだ」と守っている。けれど、その作法を軽く見た者から順に、土地の側へ取り込まれていく。これは、土地ごとに残された小さな決まりと、その向こう側にあるものを集めた短編集である。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/18
  • 現在の作品その土地に残る作法には、だいたい理由がある