あらすじ
「奇跡を起こせない聖女など不要だ。森へ消えろ!」
妹の策略により聖女の座を追われ、危険な魔の森へ捨てられたアリス。
しかし彼女は、毒草をハーブに、魔獣の肉を最高級ジビエに変える「美食の加護」の持ち主だった。
森で自分を襲ってきた巨大な銀狼を「特製ステーキ」一本で手懐け、モフモフ三昧の日々がスタート。
人間に姿を変えない伝説の魔狼フェンリルだけでなく、ウサギからクマまで北方の魔の森に住まうあらゆるモフモフがアリスの胃袋に制圧され集まってきて――。
一方、聖女アリスを失った王国は大飢饉に陥る。慌てて助けを求めるかつての婚約者の前に現れたのは、最強のモフモフ軍団を率いて凱旋したアリスだった。
「私のモフモフたちを、不味い食事で汚させませんわっ!」
美味しいは正義。そしてモフモフは最高の癒やし。一人の聖女と、胃袋を掴まれた伝説の軍団が贈る、究極の美食ざまぁ短編。