あらすじ

​「完璧でいなさい」 親からの重圧に押し潰され、手首を傷つけることでしか息ができなかった中学二年生の冬。孤独だった私を見つけてくれたのは、福岡からやってきた二十歳の大学生、楓さんだった。 ​「うかちゃんは、もう独りじゃないのだから」 ​北海道と福岡。千五百キロの距離。 十一月、鮮やかな紅葉の下で撮った写真。 地下鉄の改札前で抱きしめられた、あの日の消えない体温。 ​連絡すら取れなかった二年間という長い空白を経て、高校三年生の十一月、止まっていた運命が再び動き出す。 ​「毎日、元気かなって考えるんだよ」 「会えなくても、話せなくても、気づけばあなたを考えていた」 ​一度も付き合うことなく、けれど誰よりも深く想い合ってきた5年間。 今、私が「生きていてよかった」と思えるのは、全部あなたのおかげだから。 ​いつかあなたの隣に立てたなら、きっと世界一幸せにしてあげる。 これは、北の大地から南の君へ贈る、真実の愛の物語

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カクヨム
カクヨム2026/03/18
  • 現在の作品死にたかった中三の夜、私を救ったのは福岡に住む大学生でした。